東洋医学・いわゆる漢方治療で来院される方の他に、心の病がある方も来院します。
私は、患者様の一瞬の表情や行動で、その日の心の状態を感じられるようになれました。
座る位置、声の高さ、気持ちのテンション、視線、くせ、容姿、言葉の数。などなど、見えるポイントがあります。
特に女性の場合、日ごろしている化粧をしない時や髪の毛が乱れているときは、体調が悪いと判断します。
その逆もありました。
躁状態の方はテンションが上がると、声も高く明るくなり過ぎ、隣の患者様を巻き込む行動をとります。
うつ状態の方が側にいたときは大変です。躁の方は自分を主張していきますので、迷惑がる方も出てきます。
それぞれの体調や病気がありますので、誰が悪いと言うわけではありません。
私に話を向けていけるように、配慮していきます。
心の病を持っている方は、とても心が純粋です。
しかし、社会に自分は受け入れられないと悩む方もいます。
私は、心の窓を全開にして患者様と接するように心がけています。
私にできることは、笑顔で皆様に接することです。
どうすれば、笑顔の価値を皆様に伝えることができるだろうか。
ドクターから精神分析の本を何冊か借りました。
今、勉強しています。
人間だけが持つ、喜怒哀楽の表情を研究していきたいです。
笑顔は 一番素敵な宝物です。
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